自己愛性人格障害は偽りの業績を作る傾向がある

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自己愛性人格障害は偽りの業績を作る傾向がある

偽りの業績に後ろめたさはない

彼らは、自己愛が成長する幼少期から思春期にかけて、何か自己愛が傷つくような経験をしていると言われています。そのため、常に誰かに高く評価されるような自分でなければ存在を許されないという恐怖感が常に無意識化にあります。

 

常に自分は人から称賛される人間でいなければいけないと考えてしまうので、学歴や職歴などが自分の理想通りのものでければ、理想の経歴に変え、それを自分の経歴として周囲の人に話します。そこに躊躇いはありません。

 

また、業績で結果を出せなかった時、それを人のせいにします。彼らにとっては自分が失敗をするわけはないからです。そして転職する等の際には、結果が出せなかった業績も全て素晴らしい結果を出せたことにする偽りの職務経歴書を書きます。もちろん、それが嘘でいずれ自分を苦しめることになるのですが、彼らはそうは考えず、それを続けます。

 

偽りの業績を周囲に自慢し、受け入れられないと攻撃を始める

彼らは、自分は他者から高評価を受けるのが当たり前な人物であり、特別で偉大な存在であると信じこんでいます。そして、その人物像と今の自分が一致しない場合は経歴や業績をいつわり、それを周りの人に自慢します。このときに、嘘に気がつく人が中には出てきますが、失敗をする自分や他者に批判されることは、彼らは許すことができません。

 

嘘だというその相手がおかしいと考え、自分の価値がわからない無能な人間という認識をします。そしてその人を激しく攻撃したり、悪口を言いふらしたりという行動にでることもあります。完ぺきな自分しか許せない人は、その自分を認める人しか存在を許すことができず、他者も自分の望み通りにコントロールしようとします。

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